民間と行政の大きな違い②
前回の続き。
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民間企業から官公庁に転身して、もうすぐ一か月。
少しずつ前職(民間企業)との違いを感じることがあるのでブログに書いてみる。
大きく感じる点は2点。
【1】課題の「設定」という観点が弱いこと。
【2】戦略性
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今日は【2】戦略性について。
官・行政のいいところでもあり、イマイチなところだとやや感じる点は、
課題解決に向けて、課題のタネになりそうなところに漏れなく打ち手を打っている点である。
全てやることは素晴らしいが、打ち手の中でも課題解決によりクリティカルに寄与する
打ち手の優先順位がある。それをちゃんと分析しないと下記のようなことになる。
・手を打つ順番を間違える
・手がけるパワーバランスを間違える
本来もっとマンパワーなどかけていればより解決したかもしれないのに
全てを均等にやるから効き目が弱くなる。
上記を解決するためにも、改めて【1】問題設定と解決に向けたシナリオが必要になる。
事実をしっかりと把握して、課題の真因を探る。
そして期限までにどんなシナリオでどのような打ち手で課題を解決するか?
課題解決のために何を定量で追いかけるか?
シンプルに!
スピーディに!!
戦略的に!!!