モチベーションと仕事
仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか (幻冬舎新書)
- 作者: 相原孝夫
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/03/29
- メディア: 新書
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ふと、最近の仕事での自分を振り返りながら読んでみる。
そういえば最近自分自身で「モチベーション」という言葉を使わなくなったような気がする。
社会人3年目くらいまでは、何かと「モチベーション」という言葉を使っていて、
大体やる気がない等ネガティブな状態で使うことが多かったように思う。
もちろん、日々の中で気持ちが乗っているとき、その逆のときの連続である。
でも「モチベーション」という言葉を使わなくなったし、そこに逃げなくなくなったように思う。
大体何かに悩んでいて、その原因をモチベーションに求めがちだけど、モチベーションが低いのは原因ではなく、現状の結果からもたらされていることばかりのはず。
モチベーションさえ高ければ、現状を打破できるのかって話です。
踏ん詰まっている現状が解決すればモチベーションなんてどうせ上がるでしょ?と。
色々な要素はあると思うけど、心技体のバランスが常によく、バリバリ仕事をすることなんてできないし、どんな人でも日々「揺れ動きながら」仕事に向き合っているんだと思う。
調子悪いときはその中でどう立ち回れるかだし、調子いい時はとことんやればいいってだけ。
仕事できる人には当たり前の話なんだろうけど、そういったメンタルを持てるようになったのは
多少経験を積めたからなのかなと思い、少し嬉しくなる。
一気に現状を変えることはできない。
だからモチベーションが低いときでも立ち止まらずに一つ一つ現時点の自分ができることに集中すればいい。全然進まなくてもOK。そういう自分に自己嫌悪せずに、受け止めて愚直にやるだけ。自分で埒が明かないのであれば先輩や上司に助けてもらえばよいだけ。
改めて過去を振り返るとそんな感じで前進できた気がする。