公務員の働くやりがいについて考える①
◎今日のブログのまとめ
・公務員自身が感じる仕事へのやりがいは総じて低い事実がある。
・公務員の働き方改革の不思議
・生産性を高めるためには、仕事にやりがいを感じる公務員を増やすしかない。
昨今、何かと『働き方改革』が叫ばれて、公務員の世界でもその動きは顕著に現れています。国、都道府県、市町村で大なり小なり、様々な提言等がされていると思います。
公務員の働き方改革 第 1 回 「働き方改革」を考える上での公務員の業務の特色 - パブリックセクター (公共・医療・教育機関) 向けポータル
いかにどうでもよい仕事をなくすか、簡素化するか。
どうでもよい会議をいかになくすか、議事録作成の時間を減らすなど、細かいところで見ると官民問わず、改善しなければならない項目はたくさんあると思います。
最近のテクノロジーを活用し、なるべく積極的に使いながら効率化に向けてチャレンジすることは大切だと思います。
まずは、とりあえずやってみる!というスタンスは大切です。
いいことでも変化するということは、従来からの動きに慣れている人からするとやや面倒臭いと感じ、行動につながらないこともあります。何事も最初は慣れが必要です。現状のままでいいと思っているのなら変えなくてもいいと思いますが、何らかの変化を求めていながら実際にチャレンジすることを嫌がり、文句を言うだけではただの評論家です。
そのため、まずはとりあえずやってみる!うまくいかなければ改善すればいいし、仮にあまり効果がないとわかったとしても、その事実が検証できたと思えばいいかなと思います。
書籍などでもこのテーマについては現在多くの著者が扱っています。
ただ、どうしても改革の前に気にしなければいけないのは、なぜ業務を効率化して、生産性を上げるか?という点に一人ひとりが納得感や答えをもっていないと、改革は結局はTODOが増えるという役割意識としか考えることはできません。
私の答えとしては、『プライベートの時間も大事にしつつ、本質的な仕事に時間を使うことでより良い成果につなげること』かなと思っています。
そのためには限られた時間の中でいかによい仕事をするか?という観点ですね。
この働き方改革は、個人の志向によりその取り組み度合い、対応が変わってくると思います。
一方で、公務員として仕事にやりがいを感じているか?という観点も極めて重要になります。
次回はこのあたりについてお伝えしたいと思います。