死ぬこと以外かすり傷というスタンス
公務員の方こそ読むべき一冊。
一見、めちゃくちゃなタイトルでかなり刺激的ではありますが、一見の価値ありです。
数年前からTwitterなどのSNS上に現れた、幻冬舎の編集者、箕輪さん。
最初は何者なのかなと思って、やや眉唾ではありましたが、この人、本物だと思います。
エキセントリックな行動という、目に見える結果にだけ注目してしまいがちですが、出版社の編集の仕事の枠を越えたこと、編集という仕事を時代に合わせて、【再定義】したことに大きな価値があると思います。
極端に言うと、本を作るだけでなく、企画から売り方、著者の巻き込み方など、いつの間にかファンを作り、ファンが自走して、良い意味で勝手に行動しちゃう。
そんなコミュニティのあり方に目を付けたところにこの人の価値があると思います。
今、コミュニティについて勉強しているのでこの人の凄みの一端がよく分かります。
公務員としての今の仕事を再定義する。
挑戦しないことの我慢を続ける公務員で良いのか、今の時代に合わせて、公務員の仕事をアップデートしていきたいなぁと思います。
業種は全く異なりますが、周囲を巻き込み、仕事を大きくしていくことは公務員にも求められる仕事。
自分だって、できることがあると信じて、これからは死ぬこと以外かすり傷というスタンスで仕事に挑みたいものです。