民間企業から地方公務員に転身した人のブログ

民間企業から地方公務員(県庁)に転身した男が、日々遭遇する違和感に苛まれ、また気付きを得ながら悪戦苦闘している様をご紹介します。記事内容は、#仕事術 #転職 #就職 #キャリア #公務員の仕事 などを中心に紹介しています。

公務員に転身したメリット・デメリット

以前の質問箱で聞かれた内容について。

皆さん、メリデリを気にされるんですね。まあ確かにメリット多いほうがいいですしね。

 

ただし、仕事のメリット、デメリットってまさにその人の価値観、仕事観につながるので一概に普遍的な話でもなく、メリットと感じることも人によってはデメリットになるので、その辺りを踏まえて参考にいただければ幸いです。

 

ちなみに、前職は営業職で9時から22時位まで働いてそこから飲みにほぼ毎日行ってました。@東京

業界最大手で知名度もあり、給料は非常に良かったです。ただし、当然、給料というのは仕事の難易度、大変さに比例するものだと思っていますので求められる成果も明確で達成するために日々かなりハードな日々であったことも間違いありません。

そんな前提を踏まえて、私が感じるメリデリを。

 

①メリット

・可処分時間が増えた

前職に比べたら圧倒的に暇なので、定時で帰ってから、自分が自由に使える時間は増えました。勉強したり、外部と協働したり、家事に勤しんだりと。

ちなみに個人的には公務員になってから、仕事が面倒臭いと感じることはあっても、難しいと思ったことはありません。

外部からの無理な要望対応といった、合理的でない対応を求められるといった、何とも言えない仕事のような、仕事と言えないようなことがあると、さすがに参りますが。。。

 

・地方での信用度

県庁はその県においては何だかんだ信用度は圧倒的に高いです。金融機関の信用度も高いし、誰かと会うにも説明コストが低いです。 変な話、名刺一つでいくらでも人との接点は作れます。 民間企業、大学等との接点を作りやすい立場なのは結構おいしいのかなと感じます。

 

②デメリット

・魅力的に感じる同僚が少ない

前職と比べて、同僚でイケてる人がほとんどいません。新卒で入ってたら絶望的だったかもしれません。私は中途なので前職の仲間たちを基準にできるのでまだ割り切れますが。 ただ、ある程度、組織風土とのマッチングも仕事を進める上で重要かなと。入ってからその点は後悔するところです。同じような感覚、価値観を仲間と共有できないのは非常にストレスです。

 

・収入がかなり減りました

これは求められる成果に比例するとは思うので、仕事が簡単になった、可処分時間を得た、トレードオフとして、年収はかなり減りました。

 

メリットデメリットってのはまさに一人ひとりの価値観に基づくもので、一律に規定できるものではないとは思います。 私にとってはデメリットでもメリットに感じる場合もあるでしょうし。

 

自分の価値観をまず明確にすることが大事なのかなとは感じます。

 

お金がとにかく大事で稼ぎたい方が公務員を目指すのは矛盾するわけですよね。給料は定型だし、副業は厳しいし。

まずはご自身の在りたい姿、持つ価値観を明確にすることをしないと、仮に公務員になったとしても後悔することになるかもしれませんね。

 

ぜひ、前田裕二さんのメモの魔力の巻末付録の自己分析をされたほうがいいと思います。

自分のことを言語化するのは非常に大事かなと。自分は何となく自分のことを知っていますが、例えば面接で対峙する人はあなたのことを書類上でしかしりません。

あなたの価値観含めてあなたのことを知ってもらうにもあなたのことを知らない人が聞いてもあなたのことが理解できるようにあなたのことを言語化しておく必要があります。

 

面接のテクニック的なものは正直どうでも良いので自己分析をやられたほうが面接対策というか、言語のキャリア形成で非常に重要だと感じます。

 

 

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

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