公務員に効く本【ロジカルシンキング】
久し振りにブログを更新します。
暫くサボっていましたが、継続して自分の思いや考えをアウトプットする機会としてブログを活用することはやはり大事だなと思っています。それに今年の目標で「ほぼ日」でブログをアップすると言いながら早々にだれていました。
久し振りで推敲もせず、雑文ですが、ご海容ください。
今回のテーマ:公務員に効く本【ロジカルシンキング】
久し振りに何を書こうかなと思いましたが、今回はロジカルシンキングを身に付ける、高めるための良書を紹介したいと思います。
実は質問箱経由などで結構とこの手のお問い合わせが多いのでまとめてこのブログで紹介したいと思っています。
公務員に効くと偉そうに書いてますが、どの職業に限らず、必須スキルとして必要なものだと思います。
でも、ロジカルシンキングって言うと、途端に小難しい印象を与えてしまいますが、要は「聞かれたこと、知りたいことを端的に話す、伝える」ということかなと思っています。そんなに難しく考えず、相手から聞かれたことを可能な限り、わかりやすく答える。普通のコミュニケーションをとるってことかなと思っています。
社会人なりたての頃の苦い思い出
私は意外と周囲から「わかりやすい」「プレゼンうまい」という声をいただくことがあります。自分では単にシンプルに伝えようとしているだけなので、特段、大したことはしていないつもりです。でもそのシンプルさが大切なのだと今は感じています。
社会人なりたての頃は、自分は論理的に考える力が弱い、伝え方が下手、要領を得ない。きっと相手に頭悪い奴と思われているなどと思って、ビジネス書などを読んで四苦八苦していました。賢い頭の持ち主にこそ、与えられる武器のようなイメージでロジカルシンキングをとらえていました。だからビジネス書を読んでは、無理に概念やフレームワークに捉えて考えたりと、簡単なことを難しくしたり、難しいことをよりわかりづらくしていたように思います。
ただ、下記に紹介するビジネス書等を通じて、シンプルにわかりやすく伝えること、相手が知りたいことを速やかに伝える方法であり、フレークワークなどの武器はあるにせよ、それはあくまで頭の整理であり、物事を極力シンプルにすることがロジカルシンキングの肝なのだと思えるようになりました。
また、難しいことを自分なりにわかりやすく整理するうえでもとても使えるものです。ゆえに理解力が高まります。
あまり概念やフレームワークに捉われ過ぎず、自然体でコミュニケーションを楽しむことが大事かなと思います。
ロジカルシンキングの基本書
ここで挙げる本は基本的な書で既に読まれたことがあるものばかりかもしれませんが、基本書だけあって、重要です。むしろ、ロジカルシンキング系の本をどんどん読み漁るよりも、基本書を何度も繰り返し読む方が絶対に自分の武器にできます。最低限10回くらいは読むくらいでよいと思います。
私も定期的に読んでいますが、それでも読むたびに気付きが多く、外部環境が変わったり、自分の成長レベルに応じて気付く課題のようなものが見つかります。
皆さん一人ひとりが、コミュニケーションを楽しめるようになってもらえると幸いです。
①ロジカル・シンキング(照屋華子、岡田恵子)
これは定番中の定番ですね。これは絶対に読むべきですね。何度も。
当然、フレームワークが多く出てきて、慣れないものはやや違和感があるかもしれませんが、フレームワークはあくまで物事を整理するための線みたいなものなので、あまり気にせずに自分が使いやすい枠組みで慣れていけばよいと思います。
②イシューからはじめよ(安宅和人)
これも超良書です。特に20代の若手の方は早めに読むべき本ですね。
働き方の概念が変わるくらい、素晴らしい一冊です。私はこれは文字通り手垢が付くまで何度も読んでいます。この人の考え方を少しでも自分の頭にインストールできるようになりたいです。(超絶頭の良い方なので一ミリも近づけませんが)
また知り合いにこの本をプレゼントすることが多いです。
③あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか(津田久資)
この本は知らない人もいるかもしれませんが、良書ですね。
特に私のような凡人には、タイトルからしても刺激なもので、実際の中身も分かりやすく刺激的なものです。また特に著者の経験をベースに論理的に体系化されているのでとても分かりやすい内容です。
あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか―――論理思考のシンプルな本質
- 作者: 津田久資
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だまされたと思って、この3冊は何度も読んでみてください。
確実に成長できると思います。
ロジカルシンキングは、当たり前のスキルなのですが、なかなか外形的に判断されにくいスキルでもあるので、かなり個人差が付きやすいです。どんな仕事でも当然に必要なスキルなので、若いうちから鍛えておくことをおススメします。
今度は、プレゼンテーションや課題解決などの良書についてもご紹介します。