民間企業から地方公務員に転身した人のブログ

民間企業から地方公務員(県庁)に転身した男が、日々遭遇する違和感に苛まれ、また気付きを得ながら悪戦苦闘している様をご紹介します。記事内容は、#仕事術 #転職 #就職 #キャリア #公務員の仕事 などを中心に紹介しています。

課長という仕事に求めること

4月から新しい部署に異動し、コロナ対応等でばたばたと過ごしております。

新型コロナウイルス感染症の方、その関係者や医療従事者の方が一番大変な時期を過ごしていると思いますので自分らのばたばたなんてたかが知れているものですが。

 

今日は、課長の役割について少し考えることがあったので自分のモヤモヤ感をまとめるためにもブログに書いてみようと思います。

 

〇モヤモヤ感

コロナ関連の緊急対応で課長とのレク、部長レク、知事レクがあるわけですが、課長へのレクが毎回、2~3時間に及び、結果、話もよくまとまらず、何が決まったのか、誰がやるのかが全く明確にならないということが続いています。

課長は割と自分の思いが強く(それ自体はとても良いことですが)、それを具体化したいという意向は強い方です。ただ、あまりにもざっくりしすぎていて、風呂敷の畳み方に向けた話に弱い方です。それは担当者で頑張って!というスタンスなのかもですが、その辺の考えがわからないのです。もうこちらから明確化していくしかないのかもですが。

また、課長の性格上、自分が決めるというか、係員の意見を吸い上げて、最終的に決めたいという性格のようなので、どうしても判断に時間がかかることもあります。

 

〇課長の役割

端的に「決めること」なのかなと。

そのためにこちらは選択肢とそのメリデメを用意して、最終的には課長に決めてもらい、積み上げて、進めていくのかなと。

 

〇現状

お伝えのとおり、決まらないわけです。

課としての明確な答えがないまま、部長レクに突っ込むから、部長から指摘され、振り出しに戻るなんてこともあります。

こちらが課長に対して、明確に選択肢を示せていない、メリデメの詰めが甘いなどといったこともあるとは思いますが、レクが機能していないような状態です。

時間も長いし、決まらないし、私はやることがほかにもあるのに作業できないし、、ストレスが溜まる一方です。。。典型的な会社のダメな会議に参加しているような印象です。

 

〇私の前提

3月までの所属の課長は出世頭として、庁内で非常に有名な優秀な方でした。そのため、シンプルに決めてもらい、すぐに判断してもらっていました。上司の差って明確にあるのだなと感じる次第です。残酷ですね。日々研鑽しなければ・・・。

こちらの詰めが甘くてもある程度ご本人の中で整理されて判断されていたのかなと。こちら側の甘えもありますが、そういった課長の下で仕事をしていた分、なおさら今の現状にはモヤモヤ感を・・・。

 

〇対応策

・選択肢及びそのメリデメの明確化

・レクの目的設定の明確化(今日は何を決める場か明らかにする)

・レクの目安時間を決める

・既決、未決事項を最後に整理する。(可能な限り、文書化する)

 

こう書くと当たり前のことなのですが、今の課のレクの進め方、対応だと全然できていないなぁと感じます。相手に合わせて、仕事を確実に進めるために、私自身も対応しなければならないなぁと切に感じる今日この頃です。

う~ん、でも結局、色々と対応をしなければならないのは担当の私だから、何事も早く決めて詳細を固めていきたいんだけどなぁ。。

あと、個人的に思うことは、管理系に比べると事業系は紙に残して整理する点が弱いように思いますね。瞬間的な忙しさは事業系の方があると思うので致し方ないのかもですが、整理していないから、議論が進まなかったり、重複したりすることもあるのかなと。

 

いずれ私が上の立場にたったときに、どういう役割を全うするべきか。

言葉は悪いけど、出来の悪い上司の方が反面教師として勉強になるものかなと改めて感じるところです。

 

 上司の在り方、マネジメントについて考えるときにいつも読む本です。

上司ってやっぱり決めることが仕事だと思います。

「決める」マネジメント――人を活かす職場をつくる