役所の不思議、人事の不思議
役所の人事というのは奇妙なものである。
そんな奇妙なものに皆3月中旬頃にそわそわする。数年のサイクルのため今年は自分の番ではないと思いつつもやっぱりそわそわするものである。
役所に限らず、大方の企業もそうかもしれないが、???と思わざるを得ない謎の人事が少なくない。そして大体本人の志向を無視するカタチになる。
役所の人事は基本的には強みを生かすというよりも弱みを改善するというイメージ。
仕事を通じて苦手を克服する。
そーして満遍なく同じような人が増えてしまう。
より強みにフォーカスしようという、今の人事の流れには沿ってはいない。
長い目で見ての成長機会なのかも知れないけど、もう少しシンプルに個人の志向に向き合うべきではないかと思う。いくら終身雇用とはいえ、個人が組織に期待できる時間や耐えられる線は短く、そして低くなっている。
より適材適所の配置を。
そのために個人の志向とより向き合った人事を期待したいものです。
まあ人事は大変だとは思うけど、なんかズルいよね。
本人が頑張って結果出したら「見る目があった」。結果出なかったら「本人の頑張りが足りない」。って言えるしねー。
人事の仕事もより科学的にやってほしいもの。
その行くつく先はAIになるのかね?
まあでももしかしたらその方が納得できるのかも。