公務員の仕事術④ 気付き→マニュアル化
◉今日のブログのまとめ
- 仕事の気付きメモ
- 気付きメモのマニュアル化
公務員の仕事は、良くも悪くもある程度は同じ仕事の繰り返しであり、部署が変わり、仕事の大まかな内容、役割が変わっても基本的に行う事務は変わりません。
そのため経験がある程度はものを言うところはあると思います。
やったことがある事務であればスムーズですし、ある程度不安感なく起案することができます。
この経験は部署が変わってもしっかりと自分自身が引き継いでいく必要があります。
こんな仕事昔やったな。
あのときの資料使えるな。
こんなことがよくあると思います。
日々の仕事を経験値にしっかり変えて、今後の仕事につなげる、仕事の精度の上げるために簡単な仕事術の紹介です。
ちなみに私の仕事術は、日々の積み重ねを大切にしているので一つ一つはとても簡単でどなたでもすぐに実践していただけることができます。
何事も日常を積み重ねるという習慣こそが成長への近道だと信じています。
ですので明日から激変するような劇薬メソッドではなく、風邪を引かない身体づくりのための習慣だと思って眺めてもらえると深甚です。
今回は2点。
①日々の気付きメモ
②気付きメモのマニュアル化
まず、①について
日々の仕事をする中で、気付きや次回の改善点などは当然出てくると思います。むしろPDSを回さないと成長できないので良い点、悪い点は必ず振り返ることが大切です。
私の場合、Excelの起案シート(下記のエントリーを参照ください)の中で気付きメモ用のシートを作り、言語化しています。
具体的には、日付、項目(会議、起案、上司対応、他部局対応、企画など)、内容を入力し、一覧化しています。
良い点であれば、次回も再現するために必要なことは残しておきます。
逆に悪い点であれば、今後二度と同じミスを繰り返さないためにメモを残し、改善点を記します。
そして定期的にそれを見て、自分自身へのリマインドとします。
次に②について
①のメモである程度項目ごとにたまってきたら、項目ごとにフィルタリングして、印刷します。
これが簡単な項目ごとの大切な点、注意点をまとめたマニュアルになります。
私は定期的に紙に出力し、ファイルしてたまに項目に係る仕事をしているときに見直します。
それを見たおかげで気付いたり、モレが見つかったりもしており、結構助けてもらっています。
マニュアルは①の溜まり具合を見て、定期的にバージョンを更新していくと良いと思います。
些細なことですが、日々の仕事の積み重ねがあなたの貴重の武器に変わっていくと思います。
記憶力のある方や頭の良い方はメモに残さなくても当たり前のようにやっていることかもしれませんが、私は結構忘れるので(笑)
また日々の仕事の積み重ねを意識する上でもメモの量やマニュアル化が充実していく様を見ると達成感を得て、ロープレの主人公が経験値を積んでレベルアップしていくイメージを重ねて楽しんでます(笑)
公務員の仕事というのは非常に地味であり、人にとってはストレスの溜まる環境だと思います。
その中でいかに成長するか、そのポイントを作るかが個人的に楽しいと感じる、今日この頃です。
自分の気付きを言語化する大切さを教えてくれたのは、
一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法
です。
少し古い本になりますが、今でもエッセンスは全く色あせない内容です。
前職の内定者時代に人事の先輩からおすすめされた本で素晴らしい本に出会うことができたと思っています。
一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法
- 作者: 熊谷正寿
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2004/03/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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